2025/6/18 猛暑日直前!高齢者の皆さん
「熱中症」にご注意を。
今年も「梅雨」真っ最中ですが、梅雨前線が少し日本列島を離れると初夏の鮮やかな空が広がります。そうなると、気温がぐんぐん上昇してきて「真夏日」からの「猛暑日」に。
この時期、一番気を付けなければいけないのが、そう「熱中症」
です。
小職がまだ若いころは「日射病」や「熱射病」と呼ばれていたのですが、実は2000年頃に環境省が、呼称を「熱中症」に統一したそうです。
今、気象庁では「気温」「湿度」「風速」「輻射熱」を計算式にいれて算出した「暑さ指数(WBGT)」に基づき、33以上で「熱中症警戒アラート」を、35以上で「熱中症特別警戒アラート」を発令しており、この状況下での作業等は気をつけなければいけません。
(※余談ながら、簡易的に「暑さ指数」も示す温度計が一般に
ホームセンターなどでも販売されています。便利ですよ。)

特に、高齢者の方の特徴として、
①暑さに気づきにくい ②トイレに行くのを控えるため水分を控えがち ③節電のためにエアコンの使用をためらう
④持病や服薬による「利尿作用」で脱水状態を助長
なとが挙げられ、現役世代よりもより一層の注意が必要です。
では、熱中症を防ぐには・・これは現役世代も同様ですが
①室内環境を整える(エアコン等で28℃以下に、扇風機や換気もうまく取り入れて)
②こまめな水分補給と、喉が渇く前に補給を(1日1.2Lのお水。コーヒー・緑茶などカフェインは控えて。お酒はNG)
③外出は慎重に(日中は控えて。帽子や日傘を。日陰でこまめに休息を)
④睡眠はしっかりと(就寝時の室温にも注意)
熱中症は室内でもかかります。特に高齢者の一人暮らしのお宅は
①定期的に「見守り」確認を。 ②地域・周辺の皆さんとこまめに連絡・連携を。
もし、周辺に頼れる方がいないようなら、行政側や福祉協議会で「見守り」についての相談に応じて
くれますし、「士業」でもある程度ご対応は可能です。
困った時には「街の法律家」でもある「行政書士」に、ぜひご相談下さい。